七日目 三島駅〜岳南鉄道吉原本町駅まで

日時宿場天候所要時間歩数距離交通費
2002年6月24日三島−吉原5時間50分38407歩29km3020円

三嶋大社

茅の輪くぐり
というわけで前回立ち寄れなかった三嶋大社に参拝。すると茅の輪くぐりというイベントやってましたので、爺様やら婆様と一緒になってくぐってまいりました。しかしここまで乗り継ぎの悪さでここまで所要時間3時間のうち1時間は待ち時間。すで11時半回っているのでそそくさと西を目指し出発。

草ボーボーの一里塚

清水町の松並木
商店街を抜けると歩道無いし・・危ないしと思いつつ進むと柿田川で有名な清水町。さらに進むと一つ目の一里塚片方は綺麗に復元されているが・・・もう片方は400年放置されたかのごとく草ボーボー。さらに行くと黄瀬川手前でちょっとした松並木。とりあえず東海道の面影が残っているようだ。で三嶋大社をスタートしてから1時間かけて沼津市突入。狩野川沿いに進むと平作地蔵・・・日本三大仇討ちとかかれているが浄瑠璃や歌舞伎ネタは疎いのでさぱーりわからん。しかし戦争で焼け野原になったせいかそれとも狩野川台風で流されたのか、あんまり沼津市内は東海道にまつわる史跡は残っていないようである。

ネコ。カメラ向けたらそっぽ向きやがった。

千本松原
さて沼津の宿場町(境目がわからんかったけど)を過ぎてこのまま東海道を進んでも歩道狭いわ排ガス臭いしと千本松原のジョギングコースを進む。しかしまた沼津の人は控えめだよな。どう考えても30人でいっぱいの風呂に百人風呂とか命名する旅館が平気で存在する一方、この千本松原、万本松原でもまだ足りないような広大な松林である。
でこのジョギングコースはベンチもあって快適。早速一休みしようとベンチを見ると先客がいた。先客の名はネコ。構わず腰掛けると早速俺様とリュックサックに頭こすりつけて臭い付けの儀式を行い、俺様もお腹やら胸をさすって大きく伸びをするネコに向かい、「やーい胴長」と冷やかしてさらに進むとまたネコ。
さっそく・・・以下略。
ネコに出くわす度にこんな事じゃ距離も伸びないし一応原宿を尋ねないといかんなと東海道に戻ることにする。

謎の鈴木さんの胸像。

水害に悩む農民のため浮島沼の排水工事に尽力した(が失敗した)増田平四郎の像。ここには昭和放水路ができ後の世になり功績が認められ像が建った。

かつての水害の元凶だった?沼川にかかる橋からパチリ。
しかしまた道がまっすぐだ。しかし沼津入って3時間経とうとしているのにまだ沼津市かよ。原宿もあまり宿場町の名残はなかったし、千本松原でネコと戯れながら歩いた方が良かったなぁなどと思いつつひたすらまっすぐな道を吉原目指す。するとなにやら鈴木なんたらとか言う人の胸像がありそのそばで休憩して、さてこの御仁は何者じゃいなと銘板を見ようとすると突然土砂降りの雨が降ってきたので慌てて傘を差し退散。東海道線の線路を渡りようやく富士市。気が付くと雨止んでいるしおまけに道路も乾いている。富士市と言えば製紙工場なわけであちこちの工場から煙が勢いよくでています。で左富士とかいう名所が有ったが工場の壁で富士など見えず、そもそも低い雲がかかっているので出発してから富士山は見えない。で平家越えの碑のある平家越え橋のたもとにベンチを発見したので休憩。なにやら源平合戦で平家のみなさんがここに陣取ったのが由来だそうで、その後夜中に水鳥の羽音に源氏さんたちが攻めてきたと勘違いした平家さん達は、ビビッてそのまま敗走したということになっている。で富士川越えて富士川SA内にある東名富士川バス停より帰ろうかと思ったがすでに体力尽きた俺様は前方に見える岳南鉄道の吉原本町駅で終了。・・・

岳南鉄道吉原本町駅

女性差別?トイレ行ったら男性用しかなかった。

この坂の向こうになにがある?

バス停前は茶畑だった。

番外

東海道線は沼津方面から東京に向かうと大抵熱海乗り換えになるし、接続も余りよろしくないのでと・・事前に岳南鉄道の須津駅が東名中里バス停に近いことをリサーチしていたので吉原本町から須津に向かいそこから歩いて東名高速バス中里バス停に向かう事にした。
いや岳南鉄道もすごかった。
キップ買えば硬券・・。
待つこと約20分来たと思えば、昔井の頭線走っていた電車だ。
しかもワンマンカーの一両編成にすっかり改造されていた。
で須津駅で降りるが駅を降りても住宅が並ぶばかりでなにも案内めいたモノはない。仕方なしに勘を頼りに狭い坂をあっちいったり・・でようやく東名と平行した道に辿り着くも案内めいたモノはない。よく見ると東京側の東名に蛍光灯が見えたのでこれを頼りに東名に平行とは言え坂を上り下りしてようやく階段発見。やはり案内めいたモノはないがこれだと確信して登ると大正解。見事東名中里バス停に到着することができた。無論待合室には俺様しかいないが時刻表通り待つこと10分でガラガラのバスがきてそのまま爆睡。結局うちから三島まで掛かった時間より遙かに短い時間で家に帰り着く事ができました。

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